100秒とデイドリのデート


ボビス「あれ、お姉ちゃんはどこだい?」
イスト「今日はデイドリさんとデートだって」
ボビス「なんだ、折角デパチャ君と二人で新作作ったから味見して貰おうと思ったのに」
イスト「僕で良ければ味見しようか」
ボビス「じゃあイスト君、お願い」
ボビス「しかし、デートかぁ……良いなあ、何処に遊びに行ったのかなぁ……」


百「次はあれ乗りましょ、あれ!」
泥「『高速トリルコースター』?もうそろそろ絶叫系から離れて……」
百「やー!乗りたい!」
泥「駄々をこねるな、柄にもない」
百「だってぇ、折角ギタドランドに来たのよ?色々乗ってみたいじゃない」
泥「あんなコースターより、B-1のときの冥の方が迫力あるから、イマイチ絶叫系はノリきれねぇ」
百「まぁ私達自体最強譜面持ってるしね」
泥「っつーわけでメシ!メシ行こうぜメシ!」
百「あっ、ちょっとー……」

泥「そういえば、ささきっさ以外で外食すんのも久々だな」
百「最近ラッシュとかグランプリとかで忙しかったから、デートも出来なかったわね」
泥「ようやく二人の休みが一致したな」
百「本当に……あ、このコーヒー美味しい」
泥「どれ、一口」
百「あ、間接キス……」
泥「おいおい、今まで何度も直接してきたのに一々反応するなよww」
百「ロマンが無いわね、もう……」

百「……綺麗」
泥「ギタドタワー最上階からの夜景だ、天候が荒れている日は一般開放されてないからな、晴れてて良かったぜ」
百「一般開放って、私達以外誰もいないじゃない」
泥「皆トラウマがあるんだろうよ、俺もその一人だし……だから穴場的存在になってるんだな」
百「でもこんなに良い眺めなら、タワー生活も悪いものじゃなさそうだけど?」
泥「いかんせん暇なんだ、何もすることがない、夜景もすぐに見飽きてしまう」
百「ふーん、こんなに綺麗なのに」
泥「……まぁアレだ、お前と一緒なら、いつまで見ていても飽きはしないと思うけどな……」
百「デイドリ……///」
泥「…………100sec」
百「もう、また」
泥「何だ?」
百「二人きりのときはリーストって呼んでって言ってるでしょ?」
泥「あぁ、慣れないな……リースト」
百「デイドリ……好き」
泥「…………リースト!」
百「きゃっ!ちょ、ここここんな所で……!」
泥「俺は構わん、どうせ誰も来ないしな」
百「そ、それにお風呂にも入ってないし……!」
泥「要らん、俺は好きだ、お前の匂い」
百「そんな……ああぁん///」



ボビス「とか何とかやってんだろうな良いな俺も彼女欲しいよこんちくしょー!!」
イスト「に、兄さん?」
ボビス「ご、ごめん、取り乱しちゃったよ……」
デパチャ「……何か凄い痛烈な叫び声が聞こえたが、大丈夫か兄貴……」
ボビス「大丈夫、大丈夫だよ……そういえばデパチャ君にも彼女いたんだよね……」
デパチャ「あぁ、アルケーのことか、そうだ聞いてくれよ兄貴ー、この間一緒に遊びに行ったときの話なんだけどなー」
ボビス「(´;ω;`)」
デパチャ「何故泣く!?」
イスト「……バカ」

Feux「まぁ、ボビス頑張りなさい・・・、きっと百秒姉さんやデパチャみたいにいい相手が見つかると思うわ」
イスト「わざわざそれをいいにポプ国から・・・?」
Feux「まぁね」


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