まとめ・その109


とあるプレイヤーと繚乱の小話

「繚乱やりたくてドラム始めました」
「帰れ。初心者の餓鬼はビギナーやってろ」
「ビギナーだと繚乱無いじゃん」
「…じゃあせめて音場つけろ」
「オトバって何」
「帰れ」
「嫌です」
「別の曲をやれ。俺を選んだ所で百円の無駄遣いだ」
「嫌です。無駄じゃないです」
「何故そんなに執着するんだ。気色悪い」
「…私の好きな人が好きな曲だからです。
 たしかにそれだけだけど…だからこそ、やってみたいと思ったんです。『ドラムマニア』というゲームを。
 だからこそ、貴方をクリアしたいと…」
「そんな物知るか」
「……そうですか。まぁ貴方に言う事でもなかったね…ごめんなさい」

「……。 …やりたいならやれ」
「え…」
「やりたいならやれと言った。 気が変わらない内にさっさと選択しろ」
「……。ありがとう…」

1st STAGE 繚乱ヒットチャート

「焦るな。何処を何度叩くか、落ち着いて考えろ」
「…うん」


(曲が始まる…)


桜の花b(ガシャン

「帰れ」
「……駄目でしたか」
「駄目というかそれ以前の問題だな」
「…また、今度はちゃんと鍛えて来ますね」
「…当たり前だ」

「あーあ、帰っちゃった」
「ルックス…」
「『厨』嫌いの貴方が選曲を許すなんてねぇ…しかもオートバスまで推奨して。
 それとも今流行りのツンデレって奴ぅ?」
「それが俺達の仕事だろ。選ばれたなら嫌でも行かなければならない」
「言う割りには最初渋っていたじゃない」
「…いつから見ていたんだ」
「そりゃあもう最初から最後まで」
「殴るぞ」
「ムキにならないでよー。
 あ、まさかあの子に惚れちゃったとか? プレイヤーと曲の禁断の恋なんてね!?」
「……(駄目だなコイツは)」


ギタ・ドラリンピック杯終了!
上海「サッカーでは試合が終わると『ユニフォーム交換』ってのをやるんだけど」
ピオーネ「それにちなんで、ギター代表とドラム代表で、『オプション交換』ってのをやってみた」


・ギター側
プレイヤーA「さーて久々にヒマワリ赤」
バシュン(曲決定音)
A「ってなんか勝手に乱かかってるんですけど…まぁいっか」

スカ「普通だな」
FLY「普通ですね」
ヒマワリ「普通でした」
黒夜「さすがにオプション交換しただけじゃ、大事にはならんだろ」
GET「ですよねー」
上海「この分だと、ドラム側も大丈夫…と思う」


・ドラム側
ピオーネ「さて交換したはいいが…」
ミザルー「ネックの数が変わるので、チップの数が増えるのか」
WILD「ピックの数は変わらないので、チップの数は変わらないのか…どっちだ?」
愛のために「さ、さすがに全叩きとか降らせたら…速攻コンマイ神に通報されるわよ…ね?」
ケイコ「親方の説教は嫌でゴワス…」
君とな「なんでもいーや、ちょっと試してくるぜ」

プレイヤーB「さーて久々に君とな赤」
バシュン(曲(ry
B「ってなんか勝手にH乱かかってるんですけど…まぁいっか。てかH乱って響きがエロいなぁ」
〜開幕高速スネア連打+H乱発動〜
B「ちょ、これなんて高速ミラクルあばばばば」(ピチュン)

君とな「結論、チップは増えなかったから問題なし!」
5曲「「問題ありすぎじゃー!」」
ピオーネ「H乱以前に、S乱がまずかったな…」



上海「オプションは、用法を守って正しく使いましょう」
ピオーネ「お兄さんとの約束だ!」


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