まとめ・その64
まだまだバレンタイン。
―今から一週間前 
  
Slang「もうすぐバレンタインだけど、おまえ、誰かにチョコあげる予定ないの?」 
PRIME LIGHT「少なくともあんたみたいなチャラチャラした男に、あげる予定は無いわね」 
 Slang「へー。 そうなんだ」 
PRIME「お金と時間のムダよ。それに…」 
 Slang「それに何だよ?」 
PRIME「私があげても誰も心から喜ばないじゃない」 
Slang「そうかな? 実はな、おまえからチョコをもらって、心から喜ぶ人がいるんだよ。その人はな…」 
  
 そして2人はひそひそと話だした… 
  
PRIME「…そんなわけないじゃない。バカらしい。 ほら、早く護衛の仕事に戻るわよ」 
 Slang「へいへいw」 
  
PRIME(そんな事、考えてもなかったなぁ…) 
そして2月14日 
 PRIME「はぁ… Slang君はあんな事言って、 
 こうしてチョコも用意したけど、本当かなぁ…?」 
Slang「その、おまえからチョコをもらって喜ぶ人ってのは…実はエルドラさんなんだよ」 
PRIME「お兄ちゃんが!? あんた頭でも打ったの?」 
Slang「オレは正気だ!!これはRingの兄貴から聞いた話なんだが… 
おまえがアンコールとしてV4に現れたと聞いた時、エルドラさん、すごく喜んだらしいぞ」 
Slang「当然、アンコール曲だったとかじゃなく、純粋に一人の妹の誕生に対してな」 
 PRIME「そうなんだ…」 
Slang「だから、『男女間の愛』ではなく『兄妹間の愛』という形で、チョコをあげてもいいんじゃねーの?」 
PRIME「そうね。でも『兄妹間の愛』ってどんなのかしら?」 
 Slang「それは自分で考えろよ…」 
PRIME「お兄ちゃん、遅いなぁ…」 
  
El Dorado「ただいまー」 
PRIME「お帰り」 
 エルドラ「おう」 
  
 PRIME「あのね、お兄ちゃん。 今日はバレンタインでしょ。 これ…」 
 エルドラ「こ、このチョコを僕にくれるのか?」 
 PRIME(うなずく) 
  
 エルドラ「うおおおおお!!!!(泣)」 
 PRIME「お、お兄ちゃん? 何で泣いているのよ!?」 
  
エルドラ「こういうものをもらうと、『僕にも妹が出来たんだ』ってのが、実感できてね。 
それが本当に嬉しくて、思わず…」 
PRIME「お兄ちゃんたら… いつも一緒じゃない」 
 エルドラ「そうだよな。 ありがとうな」 
  
 PRIME「それと…」 
 エルドラ「何だ?」 
  
 PRIME「ううん。 何でもない」 
 エルドラ「そっか、じゃあ着替えてくるわ。 それからメシにしような」 
  
  
 PRIME(これからもよろしくね… お兄ちゃん!!) 
  
 ―fin 
プレイヤーA -オートバス発動- 
 ステイジ…クリィア!! 
  
 鬼姫「くっ…おのれ…」 
プレイヤーA -オートハイハット発動- 
 ステイジ…クリィア!! 
  
 DD4「くそっ……」 
 プレイヤーA -オートシンバル発動- 
ステイジ…クリィア!! 
  
 デイドリ「ち、ちくしょうっ」 
 百秒「…厨には少し遅れたバレンタインのプレゼントあげる♪」 
  
 -DM赤 虹色の滝発動- 
  
 プレイヤーA「オートレインボーとかnパキャズギャボギョゲシャ」ピチュン 
3曲「(゚Д゚)」 
 百秒「…な、何その羨望のまなざしは」 
一網打尽「みんな偏りがあるからな…」 
 プライム「それを克服するためのアイテムを持ってきました♪」 
 DD8「何それ…?」 
 プライム「GFの方にあるS乱ですよ、取り敢えず使ってみますよ」 
 Slang「(大変なことになりそうな予感がする…;)」