Tail Spinと同窓会


Tail Spin―
ギタドラ11&10にて作曲Des-ROW氏、歌唱DENNIS GUNN氏の楽曲
その雰囲気はダークで重く、アメリカンである
クリップは筋肉質の男が暴れたり叫んだり、これまた暑苦しくそしてダークである
そして彼を語る上で欠かせないもの、それは…

ラストの加速後の糞譜面っぷりである

ベースパートではそれほど酷くはないがギター、オープン、ドラムの各パートの繋ぎにくさは酷い
現在行われているギタドキング3第3回、「Desラー・GI杯」でも猛威を振るっている

そんな彼は話を聞いただけでは怖い曲と思われるかもしれないが

実際は…

プレイヤー「また繋げねー!!チクショーorz」
TS「また今度来て、次は頑張って繋げてね(´・ω・`)」

FsW「おーい、新聞とってきてくれ」
TS「はい、どうぞ」

プレイヤーに対しても、曲に対しても、とても温厚である

そんな彼に、一通の手紙が届く

―Tail Spinと同窓会―


エンクル「Tailさん、なんか手紙が来てるぜ」
TS「ありがとうエンクル。どれどれ」

パラ

この度1月〇日、ギタドラ11&10の楽曲で、新年会を行ないます。
ぜひ皆様ご参加ください。というか全員参加な。
来なかったら後で大変なことになるので参加すること

幹事:MODEL DD6

TS「…これじゃみんな恐がっちゃうよ(´・ω・`)普通に書けばいいのに」
エンクル「Tailさんは行くのか?」
TS「もちろん行くよ。あんまり会わない人がいるのも確かだし」
ピーーーーーー
エンクル「はいはい」
デザロ「こんにちは♪」
ドラブレ「ドゥーン」
TS「二人ともこんにちは」
ドラブレ「ドゥーン!」
TS「新年会一緒に行くぞって?いいですよ」
ドラブレ「ドゥーン♪」


同窓会前日
ウェーーーーイッ!ウェーーーーイッ!(家電の着メロ)
TS「もしもしうへころ荘です」
DD6『もしもし、DD6だが、Tailは』
TS「僕だよ。もしかして明日のことかい?」
DD6『おお、お前か。すまないが、涙の海と山の二人つれてくるの頼まれてくれ』
TS「はあ…全然かまわないけど…何故僕なの?」
DD6『いやあ、版権の奴らに頼んでみたんだけど皆”削除界にいったら自分が削除対象になりそう”って言って』
TS「はあ」
DD6『みんなビビっちゃってるから親がコンマイ社員の俺らのうち誰かがって話になったんだが
   あいにく俺や鬼姫は明日の準備で忙しくてな』
TS「それで僕に白羽の矢が立ったって訳だね」
DD6『スマン。そっちにドリアゲよこすから』
TS「お易い御用だよ。やっぱりみんないた方がいいからね」
DD6『頼む。それじゃあ明日の19:00に居酒屋MAKIで』
TS「…思ったんだけどRealちゃんの家じゃない?」
DD6『場所借りたんだ気にすんな。じゃな』
ケチャッツーツーツー

TS「さて、準備するか…ん?」
ドラブレ「ドゥーン」
TS「わたしも行く?いいよ、僕が頼まれたんだし」
ドラブレ「ドゥーン!」
TS「わ、わかったよ。連れてくから叩くのやめて!」


削除界
山「…誰か来た」
涙「マジか」
TS「ふう(´・ω・`)…あ、いた。マウンテン、涙!」
涙「Tail Spin…」
山「…何の用だ」
TS「実はこれこれしかじか…」

デパチャ一曲分程お待ちください

TS「というわけなんだ。ちょっとの間来ない?」
山「だが断る」
ドリアゲ「そこをなんとか。みんな待ってるんだぜ?」
山「ふん!同じ版権がここを恐れず訪れたのならわかるが、お前らはこことは縁がない曲だろうが!
  そんな奴らがいくら言っても説得力のかけらもない。俺たちは…邪魔なんだよ」
涙「…なあ、マウンテン。行ってみないか?一晩だけ」
山「な!?何を言っている!こいつらは削除の恐怖もなくのうのうと暮らしているんだぞ!そんな奴らと」
涙「ドリアゲはお前と同じ提供曲だよ!ここが怖くない訳ないじゃないか」
山「!!」
涙「それに…こんなところまで来てくれたんだ。たとえ削除されない曲でも、俺は…」
山「…」
ドラブレ「ドゥーン!」
TS「ホントだ、もうこんな時間」
ドリアゲ「ホントはもっと普通に連れてきたかったが…しょうがない」
グン
山「うわ!?離せ!」
ドリアゲ「離すかよ!Tail、走るぞ」
TS「うん!涙も、行くよ?」
涙「…ああ!」

削除界入り口付近
LL「…涙」
涙「ライアーさん」
LL「いい友を持ったな」
涙「…はい」
LL「さあ、彼奴らから遅れるぞ。行ってこい」
涙「はい!」


居酒屋MAKI前
山「いい加減離せ!」
ドリアゲ「うわっ!」
山「行きたくないんだよ!!みんな俺のことを笑ってるに決まってる!!」
TS「そんなこと入ってみなきゃわからないよ。ほら」
ガラッドン
DD6「お、連れて来たな!」
明鏡「全員集合だな」
こたみか「やっほー、二人とも元気してた?」
涙「え…あ、うん」
Puzzle「久しぶりだね」
My Friend「ねえ、まず始めない?」
鬼姫「そうであったな。よし、皆の者、これよりギタドラ11&10楽曲の新年会及び同窓会を始める!」
1000t「うおおおおおお!」
RALLY「すまなかったね、二人とも」
ラブメリ「ホントは私たちが行けばよかったんだけど」
sailing day「んなこと言って、怖かったくせに」
ラブメリ「あんただって怖がってたくせに」
山「…何でだ…何でこんなみんな…」
TS「『自分のことを受け入れてるんだ?』」
山「!!」
TS「答えは簡単だよ。みんな11&10で一緒だったから、それだけさ」
山「…それだけ?」
TS「そう、僕らはその一作で巡り会って、譜面を貰って、プレイされて。
  そこにオリジナルも版権も提供も、厨曲も糞譜面も、削除も何も無い。
  僕たちがそこに一緒にいたことだけがここにはあるから」
山「…グス…」
TS「さあ、あの輪に交わろうよ。いつか時間が来るその時まで、みんなと楽しむ権利が僕たちにはあるから」
山「う…Tail…ありがとう…」

赤い鈴「お疲れ〜。まあ飲め」
TS「それほどでも。あ、ありがとう」
赤「しかし、お前があんなこと考えてるなんて」
TS「ほとんどドリアゲの受け売りだよ。ボクたちオリジナルも削除されていた時があったことを忘れちゃダメだよね」
赤「そうだな。それよりなんでこんな離れたところにいるんだ?お前は今回の同窓会の功労者なんだぜ」
TS「そんな、当然のことをしたまでで…」
赤「いいのいいの。ほら来いよ」
TS「…うん!今行くよ」


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