V4曲のクリスマス


―きっかけ―

12月某日
FtB「…お前最近どうしたんだよ?」
ストパー「ブリーズ君…」

同時刻、EXTRA部屋―
一網打尽「俺の名は一網打尽。プレイヤーを一網打尽にするものだ。」
インサイド「おい、ちょっと待てよお前…」
一網「…俺はお前のような軟弱者を兄とは思わん!失せろ!」
DD8「…」

ストパー「…親がね、みんな…バラバラになっちゃうんだ…」
FtB「…」
ストパー「それがあたし達に直接関係することじゃないとは…わかってるんだけどね…」
ストパー「でも、もう…あたし達みたいな妹が出来ないのかなって思うと…ちょっとね。」
ストパー「…みんな、仲良かったのになあ…」
FtB「…」

DD8「今のは本音か?」
一網「…」
DD8「まったくよー。あいつの言ったことも一理あるのにお前さんときたら…」
一網「俺は強くなければならない。隙を見せるわけにはいかないんだ。」
DD8「それは兄弟曲であっても、か?」
一網「…そうだ。」
DD8「…はいはいわーったよ。たく。…ちょっと出かけてくる。」
プライム「ダメです!あなたまだアンコール曲なんですから。」
DD8「なんでだよーいいじゃねーかちょっとくらい、固すぎるぜプライム。」
プライム「ダメなものはダメなんです。なんと言われてもここは動きませんよ!」
DD8「あ!?アレは何だー!?」
プライム「そんな古典的な手に…えー!何あれ!…てあれっ?もういない…」
Slang(後で怒鳴られるの俺なんだよなあ…早く帰ってきてくださいよ、DD8…)

―くわだて―

DD8「ったくよーもうあのプレアンは…」
FtB「…うーん…あいつを元気づけられる何か…」
二曲「「あっ」」
DD8「よおブリーズ、浮かない顔してんなあ?」
FtB「そういうハッちゃんもイライラしてるみたいだけど?」
DD8「実はよお…」

―MODEL DD8アルバムバージョンの長さほどお待ちください。

DD8「…ってな訳だ。で、お前の方はなんなんだよ?」
FtB「ああ、ストパーがな…。」

―FEEL the BREEZE一曲分程お待ちください。

DD8「…なるほど。」
FtB「なんか…なんか考えてやりたいんだけど。」
???「んふふふふ、お困りのようですねえ?」
DD8「だ、誰だ!?」
???「なんだかんだと聞かれたら〜って時間がなさそうですね。」
FtB「うん、出来ればさっさとして欲しい。」
人気者なんです「ハイどうもー!新曲の人気者なんですで〜す。『人気者なんです』って名前ですからね〜!」
DD8「なんだなんだこいつは。」
FtB「君は確か冬ツアーの新曲だったっけ?最速さんとこの…」
人気者「そうなんです!以後お見知りおきを。それよりもお二人さん、双方の悩みを一気に解決するいい方法があるんですよ?」
DD8「なに?」
人気者「それはですね…。」

―けっこう―

12月25日
ストパー「ブリーズ君?どうしたの?こんなところに…」
FtB「まあまあ、ちょっと待っててくれ。…ん、首尾は良好だな。」
ストパー「ブリーズ君…?」

一網「なぜ今日に限ってEXTRA部屋に行くことが出来ないんだ?」
DD8「行けても行かないだろうに。まあちょっと待てよ。」

FtBとストパー、一網打尽とDD8がそれぞれ同時にEXTRA部屋に入るとそこには―

V4曲「「メリークリスマース!!」」

すぱん!すぱぱん!すぱん!!
レイニング「さあみんな!パーッとやろー!」
ネメシス「…やろう。」
レボ「(∩゜□゜)ウォーウォーウォーウォーパーティーだ!」
極東「ああなんだかEXTRA部屋が懐かしい…」
Slang「全然関係ないな、お前の言うことは。」
R#1「よし、そうと決まればシャンパンだ!シャンパンもってこーい!」
後藤「よっしゃーってなんだこの名前は!?」
リービン「ぎゃははwなんだよその名前wwwww」
ワイワイガヤガヤ…

ストパー「…そっか、今日はクリスマスだったっけ…」
FtB「そう。ここ最近のお前はあまりにも元気なかったからさ。せめて嫌なことは全部忘れていつものお前に戻ってもらおうと思ってさ。」
ストパー「…結構乱暴だね。理論にすらなってないよ?」
FtB「うるせーよ。お前みたいな明るい曲が湿っぽいことの方がよっぽど問題だ。」
ストパー「ふふ。そうかもね。」
FtB「まあなんだ。親のことは俺らがどうこうしてもどうしようもないしさ。そよ風みたいに気楽に楽しく行こうぜ?」
スイミング「ほらほらストパーちゃんこっちきてー!」
FtB「ほら、行ってこい。」
ストパー「うん!ありがとね!」

―けーきを―

一網「な、こんなに浮かれて…俺達は…」
インサイド「プレイヤーを倒すための兵器…か?」
一網「!?」
インサイド「…そうかもな。お前やそこのDD8なんかはそうかもしれない。譜面が第一の曲かもな。でもな。」
DD8「…」
インサイド「俺らは"楽曲"だ。それは全員に共通するだろ?"楽"って字が入ってるんだ。聞く人、プレイする人が楽しくなきゃいかん。」
一網「…それで?」
インサイド「それなのに曲の方が堅っ苦しかったらおまえ、プレイヤーが楽しくねーだろ?だから…」
DD8「俺達が楽しくやんなきゃ…な。そういうことだろ?」
一網「…いいのか?」
インサイド「悪いことがあるかよ。見ろよ、いっつも真面目なプライムも笑ってるぜ?」
DD8「うおっ!マジだ!こいつはレアだ!」

<ケーキわけるよー!

インサイド「ほら、行こうぜ。これから少しずつ楽にしていきゃいいんだから。」
一網「…うん、兄上。」
インサイド「うわっ!懐かしいけど似合わねえ!やめれw」
一網「兄上がいったんじゃないか!」

人気者「ウチのタルトお姉ちゃん特製のクリスマスケーキだよー。みんな食べてねー!」
DD8「おーい。」
FtB「人気者ー!」
人気者「ハイお二人さんにもケーキどーぞ!」
DD8「お、うまい…じゃなくて。」
FtB「ありがとな。お前のおかげだ。」
人気者「いやあそれほどでもー♪…単にパーティがしたかっただけなんだけど。」
FtB「それでも助かった。これからもよろしくな!」
人気者「いやあ人気者は大変だねえ♪」

デフォ曲も隠し曲もボス曲も楽しく。
今日はクリスマス。楽しい時間は続いていく。

(了)


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