デパチャ&αρχηの日常・その4


アルケー「こんにちはー♪デパチャさんはいますか?」
ゆら「アルケーちゃん。…ごめんなさい、デパチャは今風邪をひいてて…。」
アルケー「風邪ですか!?」
落書き「うん、昨日食材の買い出しに行かせてたら急に雨に降られちゃってね。ずぶ濡れだったんだよ。」
百秒「どうするアルケーちゃん?部屋、案内しましょうか?」
アルケー「え、デパチャさんの部屋…。」
落書き「あっ、アルケーちゃんほっぺた赤くなってるよー♪」
アルケー「ら、落書き帳さん!からかわないで下さい!//」
落書き「うふふ〜♪」
アルケー「じ、じゃあ案内…して下さい…//」
落書き「(純粋っていいなぁ〜♪)」

ケチャ
落書き「デパチャー?アルケーちゃんがお見舞いにきてくれたよー?」
デパチャ「…アルケーが?」
アルケー「デパチャさん、具合はどうですか?」
デパチャ「あぁ、全然余裕だぜ…。」
落書き「やせ我慢しないの、40度の高熱なのに。」
アルケー「よ、40度!?」
デパチャ「はは、大げさに考えすぎだよ姉貴、俺はぴんぴんしてるぜ?」
落書き「はいはい病人は寝る。じゃあアルケーちゃん、あとよろしくね。私ゆらさんにお粥作ってもらってくるから。」
アルケー「あっはい!分かりました。」
ケチャ パタン
アルケー「(って、私今デパチャさんの部屋で二人っきり…どうしよう…//)」
デパチャ「アルケー?」
アルケー「はっ、はいぃ!?」
デパチャ「わざわざお見舞いにきてくれてサンキュな。実は結構きついんだわ、風邪。」
アルケー「……無理しすぎるからです。たまには休ませてもらわないと。」
デパチャ「そういうわけにはいかない、俺はささきっさのキッチン係。俺がしっかりしてないと店が潰れちまう。」
アルケー「デパチャさん…でも…。」
デパチャ「それに、他の奴らにキッチン任せると何しでかすか分かったもんじゃない。大切な食材を無駄に使われると困るしな、ははは…。」
アルケー「デパチャさん…!」
ギュッ
デパチャ「アルケー?どうしたよ、急に抱きついてきたりして。」
アルケー「今はこうさせてください。今だけは…。」
デパチャ「アルケー…。」

タイピ「デパチャは大丈夫ですかね、ちょっと様子見てくるです。」
百秒「丁度いいからついでにリビングに降りてくるように言ってきてくれない?そろそろお薬の時間だから。」
タイピ「分かったです。」


タイピ「ふぅ、デパチャも困ったやつです。って。」
落書き「うわぁぁぁ…。よし、アルケーちゃん、そのままキスだ!いけぇ!!」
タイピ「何をしてるですか落書き姉さん!」
落書き「タイピちゃん!?静かに、今とってもいいところだから。」
タイピ「え?どういうことですか?」
落書き「これこれ。」
タイピ「……?」

アルケー「デパチャさん…。」
デパチャ「アルケー…。」

タイピ「んな!!」
落書き「でしょでしょ!?さぁ、一緒に見守ろうじゃないか!」
タイピ「わ、分かったです…。(アルケーちゃん、積極的です…//)」
イスト「ん?何してるの兄貴の部屋の前で。」
タイピ「うわ、押すなです!!」
落書き「うわ、バランスが…!!」
落書き・タイピ「うわぁぁぁ!!」
ガチャ
アルケー・デパチャ「!!?!?」
タイピ「デ、デパチャ、お粥出来たからリビングに降りてくるです。」
落書き「そ、そうそう。早くしないと冷めちゃうよ?」
デパチャ「そこで何をしていたんだ?」
落書き「な、何のこと〜?」
アルケー「タイピさんも、何をしていたんですか?」
タイピ「いっ、いや私は今階段を上がってきたですよ?」
デパチャ「嘘をついたな二人とも?」
落書き「ついてないよ、本当なんだってばデパチャ様!!」
アルケー「嘘をつく人にはお仕置きです!!」
タイピ「ま、待つですアルケーちゃん、私たちh」
デパチャ・アルケー「嘘ヲツク貴様等ノ舌ナンテチョン切ッテ捨テテヤル!!」
落書き・タイピ「何でその技を!?痛い、助けtアッーーーー!!!!」


ピチュン


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