嵐の夜に(たまゆら・子供の落書き帳)
落書き帳「ただいま〜」 
たまゆら「落書き帳様!またオブジェを散らかしたまま遊びに行きましたね!すぐに片付けて下さい!」 
落「え〜、今疲れてるんだけど。ゆらさんやってくれない?」 
ゆら「これで何回目だと思ってるんですか!片付け無いと言うのなら…」 
落「うえ〜ん、百秒お姉ちゃ〜ん、ゆらさんがイジメる〜」 
ゆら「残念でしたね、他の方は皆様外出中です。今、屋敷にいるのは私達2人だけです。さぁおとなしく始めましょう」 
落「痛っ!わかったからスネア連打はやめて!」 
ゆら「わかれば良いのです。私も手伝いますよ」 
片付け中………… 
落(…まったく、ゆらさんてばいちいちうるさすぎだよ…侍女のくせに…なんであんな縦連打ばっかの曲が私と同じLVなんだか…) 
ゆら(…まったく、落書き帳様はだらしなさすぎです…佐々木家次女なのに…あんなオブジェを散らかしてばっかりの曲が何故私と同じLVなのか理解できません) 
落「ゆらさ〜ん、終わったよ。そっちは?」 
ゆら「こちらも終わりました。ほら、2人でやればこんなに早く終わったじゃないですか」 
落「あ〜なんかお腹すいちゃった。ゆらさん今日のご飯何?」 
ゆら「本日の料理はタムロールのバスドラ風とシンバルとスネアの和え物です」 
落「え〜、私タム嫌いなんだけどな〜」 
ゆら「好き嫌い言ってると100sec様みたいに美しい譜面になれませんよ?」 
落「いや、百秒お姉ちゃんのは美しいっていうか糞譜m」 
ザアァーーー 
落「あれ、雨だ」 
ゆら「結構強いみたいですね。雷とかにならなければ良いのですけど…」 
ピカッ! 
落「うわっ今光ったよゆらさん。ゆらさん?」 
ガッシャーーーン!! 
ゆら「きゃあっ!!」落「うわぁ凄い音…ってゆらさん!どうしたの!?」 
ゆら?「うっ、うぅ、お姉ちゃん誰?」 
落「え!?」 
落「え〜と…ゆらさん…だよね?」 
たま「えっ?たまはそんな名前じゃないよ」 
落「…………たまちゃんって何歳?」 
たま「○歳だよ〜」 
落「○歳って…犯罪者になった気分ね…」 
ガッシャァーン!!!! 
たま「きゃあっ!!」ギュッ 
落「ちょっ、いきなり抱きつかないでよ(よく見たら着物の色が赤から緑にかわってる…BSCになっちゃったってことかな?)」 
たま「ゴ、ゴメンナサイ…雷が怖くて…雷だけは苦手なの…」 
落「安心して、たぶんすぐおさまると思うから。私は子供の落書き帳だよ。ところでたまちゃんって料理作れる?」 
たま「うん、作れるよお姉ちゃん」 
落「それじゃあ私とたまちゃんの分、作ってくれるかな?」たま「うん、いいよ!」 
数十分後… 
たま「できたよ〜」落「はぁ〜い、ってうわっ!!」 
たま「どう?美味しそうでしょ?」 
落(うわぁ…■色の◎◇□▼とか初めて見た…でもとりあえず褒めとかないと泣いちゃいそうだし)「う、うん、とても美味しそうだね。ちょっとびっくりしちゃった」 
たま・落「いただきまーす」 
たま「はい、お姉ちゃん、あ〜ん♪」 
落(うわ…いきなりDD573コース並の試練が…)「あ〜ん♪」 
落(うわっ!何この百秒お姉ちゃん並の糞…いやいや素敵な味…)...(〃_ _)σ 
たま「美味しく…なかったかな?…」 
うるうる(;_;) 
落「そ、そんなことないよ!あまりの美味しさに驚いただけだよ!」 
落(こうなったら、行くしかないみたいだね…) 
落「いただきま〜す!」 
デケデケデケデケ 
落「ごちそうさまっ!」 
たま「お姉ちゃんすご〜い」 
落「まぁこれでも佐々木家の次女だからね。好き嫌い言ってたら百秒お姉ちゃんみたいになれないから」 
たま「やっぱお姉ちゃんはすごいなぁ」落「それじゃあ私はちょっと自分の部屋に…」 
ピカッ!! 
たま「待って!…1人に…しないで…お願い…(;_;)」 
落(あ〜、これが今噂のツンデレって奴かな…ヲタがハァハァするのも納得かも…ってなんか危ないよ私!)「うん、いいよ。雷がおさまるまで一緒にいてあげる」 
たま「ありがとう!お姉ちゃん!」 
落「あれ、お客さんみたい」 
セレクトアミュージック! 
プレイヤー「たまゆらでもやるか」 
たま「え、たま、怖いお兄ちゃん嫌だな…きゃあっ!!」 
プレイヤー「あ、やべ、ADVにすんの忘れた」 
たま「イヤッ!やめて!そんなにタム叩かないで!」 
ステージクリアー 
プレイヤー「やっぱたまゆらとか佐々木曲のくせに簡単だよな!楽勝だぜ!」 
落「腕はそれなりだけどマナー最悪だね…許せない!」 
プレイヤー「あ〜あ一曲無駄にしたよ。さて、二曲目は…って、え!?」 
落「たまちゃんが楽勝ならEXTのLVが同じ私でも楽勝だよねプレイヤーさん??」
プレイヤー「ちょっwwなんで強制的に落書き帳!?wwコンマイクオリティか!?ww」 
落「これでも食らえー!」 
つ『たまの手料理』 
プレイヤー「うわwwバスがwwスネアがwwタムがwwうわぁぁぁ」 
ステージフェーイルド! 
落「まったく、クロスハンドでも練習して出直してきて欲しいな」 
たま「あ…ありがとう…お姉ちゃん」 
落「気にしないで、私もああいう調子乗ったプレイヤーが嫌いだから」 
たま「ふわぁ、たま眠くなっちゃった」
落「もうそんな時間か、それじゃあお休み。たまちゃんの部屋は向こうだから」
たま「待って…雷まだなってるよ…おさまるまで一緒って言ってたよね…一緒に寝てくれる?」 
落(やっぱこうなっちゃったか…全国の○○コンが泣いて喜ぶようなシチュだね…) 
「うん、いいよ、約束だもんね」 
たま「お姉ちゃん大好き!」 
落「それじゃあ、お休み」 
たま「お休み、お姉ちゃん」 
次の日 
ゆら「はっ!私としたことが寝坊してしまいました。朝ご飯を作らないと…って何故落書き帳様の部屋に…」 
落「あ、おはようたまちゃん。朝ご飯できてるよ」 
ゆら「落書き帳様??私はゆらですけど…って朝ご飯作ったんですか?」 
落(戻っちゃったんだ…)「うん、流石に昨日の夜みたいに■色の◎◆○▼とか食べたくないしね」ゆら「え、■色って…昨日はご自分で料理を作ったんですか?雷が鳴ってからの記憶が無いのですが…」 
落「やだなぁ、作ったのはゆらさんだよ」 
ゆら「そんな…私がそんな料理を作るなんて…」 
落「あ、ゆらさん、ちょっと部屋から出てくれる?掃除したいから」 
ゆら「落書き帳様が自分から掃除を…どうしたんですか一体!?」 
落「失礼だなぁ、私だって自分で掃除ぐらいできるよ。ゆらさんは朝ご飯でも食べてて」 
ゆら「一体昨日何が…」 
コンチェ・百・タイピ「ただいま〜」 
ゆら「あ、皆様、大変です。落書き帳様が自分から朝食を作ったり掃除を始めたり」 
コンチェ「うそ?落書き帳お姉ちゃんが?」 
タイピ「この世の終わりの予兆です」 
ゆら「そうなんですよ、私はもう何があったか心配で…」 
落「失礼なこと言ってるとラス前の発狂食らわせるよ?」 
百秒「あら、1人で色々できるようになって良かったじゃない」 
落「そうだよ〜、私料理も掃除も洗濯も全部1人でできるもん!」 
コン・タイピ(1人でできるもんって…本当に私より年上なのかしら…)