フレンチカフェ OrangeLounge・その11


フリフリ「何これぇ!?」
カゴノトリ「どうしたの!姉さん!?」
フリフリ「いや、玄関の前に・・・・・とにかく来てっ!」

赤子「バブー」
一同『な、何ー!!?』
フリフリ「・・・・・驚くでしょ?って、アンタらいつの間に来たの。」
ジェッ娘「だって気になるじゃないですか〜。」
カゴノトリ「あ、手紙ついてるね。『名前はMicro finと言います。どうかこの子をよろしくお願いします』
    ・・・・・・要するに、捨て子ってわけか。」
ランジュ「も、もしかしてこの中の誰かが親とか!?」
アルケー「あ、はい、あの〜」
一同『えええええ!!アルケーが!?』
ラバーズ「あんた・・・・清純そうな顔してやることやって」
アルケー「ちーがーいーまーすぅ。この子、なんだか知ってるんです。」
Infinite「知ってるって?」
アルケー「はい。確かー・・・・・あ、思い出した!エクストラステージで一緒の・・・」
一同『ぶえええええ!!こんなガキが!?』
アルケー「いちいち驚かないでください!・・・でもなんで捨て子になっちゃったんだろ?」
ジャイアン「そりゃやっぱ不義の子とか・・・」
rebirth「・・・・経済的に無理・・・・ということも」
ジェッ娘「捨て子の捨て子だったりして!あちこちたらい回しにされて!」
明鏡「・・・・・・それは笑えぬぞ。」
カゴノトリ「と、ともかく、どこの誰の子とかじゃなくて、この子これからどうしよう?」
ランジュ「いいじゃん!うちで面倒見てあげよ!」
マーマレード「どーせ、家族多いし一人増えたところで一緒でしょ!」
カゴノトリ「・・・・姉さんは?」
フリフリ「うーん。別にいいんじゃない?」
カゴノトリ「みんなは?」
トゥウィンクル「子供苦手だけど・・・・こうしてみると可愛いわよね。」
マイクロ「だあ〜♪」
―16分オルタ発動―
Flow「うおっあぶね」
Rebirth「やっぱ子供だから簡単に出しちゃうのかも・・・・。」
ジャイアン「子供だから攻撃が弱くて助かったぜ・・・・。」

こうして、オレンジラウンジに一人増えたが・・・・・・。


Rebirth「前回のあらすじです!
     なんとふなきっさに「Micro fin」という捨て子が!
     しょうがないのでうちで面倒を見ることにしたんだけど・・・・。
     ていうかこの子エクストラ曲だって!びっくりー!」

マイクロ「うえ゙ーん!!」
カゴノトリ「どうしよ・・・泣き止まない・・・・」
サンフラワー「なんで泣いてるのかなぁ?」
ランジュ「おむつは取り替えたしー」
マーマレード「ミルクはさっき飲ませたよねー」
カゴノトリ「姉さん!ちょっと見ててよ。私今日接客当番だから!」
フリフリ「えっ、押し付けないでよ!アタシ泣き止ますの無理・・・・」
マイクロ「だーだー♪」
フリフリ「うそーん!?」
ジャイアン「やっぱフリフリの方が抱き心地良かったんじゃね?ほら大きさが」
オレンジジェット「そんな話するんじゃねぇ!(交互譜面発動)」
ジャイアン「ぐえっ・・・冗談なのに・・・・・でもフリフリが親だと思ってるからじゃねえの?」
にゃんだふる「インプランテーションにゃ!」
ジェッ娘「うちの次女の名前じゃないっしょ。あれだよ。インプリンティングってやつ。
     要するに、最初にマイクロ見つけたフリフリさんをお母さんと思っちゃうの!」
フリフリ「なんだってー!!」
rebirth「そんな大きい声出すと・・・・・」
マイクロ「ぅええ・・・」
フリフリ「わ、ごめんごめん・・・・・でもアタシがお母さんってのもなぁ」
777「ぼく、にあってるとおもうでしゅ!」
サンフラワー「そうだよ!あたしもフリフリがお母さんだったらいいと思うよ!」
フリフリ「そこまで言われるとその気になってくるじゃん!今日はアタシこの子の面倒見とくよ」
ジェッ娘「えー、アタシも世話したーい!」
オレンジジェット「・・・・あ、あたいもいいか!?」
Infinite「ははは、マイクロ取りあいだな」

――夜。
カゴノトリ「ふーん・・・で、姉さんその気になっちゃったわけか」
ランジュ「そうそう!それでお姉ちゃん今もマイクロにべったりでさー!」
マーマレード「顔も見せようとしないんだよー!」
カゴノトリ「クスクス・・・・・そっか。」
ポプリ「じゃ、お姉ちゃんお休みー」
カゴノトリ「うん。お休み・・・・」
明鏡「カゴノトリ殿、例の件だが・・・・」
カゴノトリ「調べてきてくれた?ありがとう」
明鏡「うむ。やはりマイクロは・・・・・(ひそひそ)」
カゴノトリ「うん、うん・・・。姉さんにはかわいそうだけど、こうしなきゃダメ・・・・・・だよね」


Rebirth「前回の続きです。・・・覚えてる人いないだろうなぁ。
     マイクロがオレンジラウンジに来て、フリフリさんをお母さんだと思っちゃうのよ。
     で、みんなもマイクロにべたべたなんだけど、カゴノトリだけ何か考えてるみたいで・・・
     一体何するのかしらね〜」

ガチャ
カゴノトリ「いらっしゃい・・・・・・この子」
この子「ああ・・・・少し、早すぎたか?」
カゴノトリ「ううん。気にしないで」
ランジュ「この子さんに・・・・・蛹さん!?」
蛹「久しぶりだね。ランジュ」
マーマレード「あのー、今日うち定休日なんですけど・・・」
カゴノトリ「あ、この子と蛹さんは私が勝手に呼んだの」
ジェッ娘「さっ・・・・・さささ蛹!?」
蛹「あ、ジェッ娘もいるんだね」
777「カゴノトリしゃん、だれでしゅか?」
蛹「初めまして。僕はあさき家の長男、蛹です。・・・・ほら、母様も挨拶して」
ラバーズ「え・・・・その熊のぬいぐるみが、お母さん?」
蛹「うん、母様もみなさんよろしくって言ってるよ」
Infinite「・・・・相変わらずの電波っぷりだなぁ」
ジェッ娘「で!何しに来たの!?この電波男!!」
カゴノトリ「ジェッ娘・・・・何怒ってるの?」
ジェッ娘「聞いて下さいよ!!この蛹ってば、親父と一緒にアタシをめちゃくちゃにして・・・・!!」
蛹「めちゃくちゃってひどいなぁ・・・・あんなに可愛く変曲できたって父様も言ってるのに。アハァハ」
ジェッ娘「うるさーい!あんたの親父のおかげでUtopiaちゃんとエスケープちゃんなんか「魔王が」とか「地球滅亡が」とかいったり
     特撮物にはまっちゃったりしたんだよ!」
カゴノトリ「・・・・・何の話?」
ランジュ「変曲リレーだよ。ジェッ娘があさきに勝手に変曲されて、その時蛹も協力して画像も使わせてたこと、未だに根に持ってるの」
ジェッ娘「むぅぅうう・・・・・ともかく、何しに来たのよ?」
蛹「うん、ここに僕らの弟がいるって聞いて見にきたんだよ。ねぇ、母様?」
トゥウィンクル「はぁ・・・・・それも電波か何かですか?」
蛹「まあそうなんだけど。確か・・・・Micro finだっけ?」
この子「電波を認めるな、兄上。・・・そう、マイクロがここにいるとカゴノトリから聞いて訪ねた」
ランジュ「お姉ちゃんが教えたの?」
マーマレード「でもなんであさき家に?」
カゴノトリ「うん、別に隠すことじゃないし、それに、マイクロの親はあさきなんだよ」
一同『えー!!』


Rebirth「前回の続きでーす!
     なんと蛹とこの子がふなきっさに殴りこみ!・・・あ、違った。
     しかもしかもマイクロはあさき一族の子だった!信じらんないって!
     いや全然今までと曲調違うくない!?とりあえず本編どうぞ!!」

カゴノトリ「昨日、明鏡に全て調べてもらったの。何故捨てられていたのかとか、誰の子とか。
    それで、マイクロはあさきの息子で、エクストラから解禁になったから普通の環境で育てようと、
    あさき家の玄関に置いたつもりが、うちの家と間違えちゃったわけ」
蛹「それを昨日カゴノトリから聞いて、僕と、オレンジラウンジと親しいこの子を連れて来たんだ。
  そっちも知り合いがいるほうが話しやすいでしょ?・・・・で、マイクロはどこにいるの?」
ラバーズ「定休日だからフリフリさんと散歩。ちなみに今も何人か抜けてるよ」
この子「そうか・・・・やはり早かったか」
カゴノトリ「ま、帰って来るまでくつろいどいてよ」
蛹「・・・・・そうだね、ちょっとマイクロとフリフリさんが帰ってくるまでに話したいことがあるし。
  ・・・・・Infiniteくん」
Infinite「は、はい。僕に何か?」
蛹「貴様に大切な妹はやらん!」
Infinite「なんのことですか!?」
蛹「とぼけなくってもいいよ。ツミ子が君のことを恋い慕っていると母様が・・・・・あれ?交際してるんじゃないの?」
Infinite「してません!確かにツミ子とは8th&7thの時に仲良くさせてもらいましたが決して付き合ってなんか・・・・・」
ジェッ娘「へぇ〜、Infiniteさんもすみにおけないねー(ニヤニヤ)」
Infinite「だから、そういう感情は持ってないって!」
蛹「持ってたとしても妹は渡さないよ」
この子「兄上、そういう話ではないだろう!・・・・・実は、」
ガチャッ
フリフリ「ただい・・・・」
この子「マイクロをうちに引き取ろうとあさき家で決めたのだ」
ランジュ「えっ・・・・・そんな」
マーマレード「ていうか、お姉ちゃん・・・・・聞いたの?」
フリフリ「・・・・どういうこと・・・?」


Rebirth「前回の続きでーす!
     なんと蛹とこの子がふなきっさに殴りこみ!・・・あ、違った。
     しかもしかもマイクロはあさき一族の子だった!信じらんないって!
     いや全然今までと曲調違うくない!?とりあえず本編どうぞ!!」

カゴノトリ「昨日、明鏡に全て調べてもらったの。何故捨てられていたのかとか、誰の子とか。
    それで、マイクロはあさきの息子で、エクストラから解禁になったから普通の環境で育てようと、
    あさき家の玄関に置いたつもりが、うちの家と間違えちゃったわけ」
蛹「それを昨日カゴノトリから聞いて、僕と、オレンジラウンジと親しいこの子を連れて来たんだ。
  そっちも知り合いがいるほうが話しやすいでしょ?・・・・で、マイクロはどこにいるの?」
ラバーズ「定休日だからフリフリさんと散歩。ちなみに今も何人か抜けてるよ」
この子「そうか・・・・やはり早かったか」
カゴノトリ「ま、帰って来るまでくつろいどいてよ」
蛹「・・・・・そうだね、ちょっとマイクロとフリフリさんが帰ってくるまでに話したいことがあるし。
  ・・・・・Infiniteくん」
Infinite「は、はい。僕に何か?」
蛹「貴様に大切な妹はやらん!」
Infinite「なんのことですか!?」
蛹「とぼけなくってもいいよ。ツミ子が君のことを恋い慕っていると母様が・・・・・あれ?交際してるんじゃないの?」
Infinite「してません!確かにツミ子とは8th&7thの時に仲良くさせてもらいましたが決して付き合ってなんか・・・・・」
ジェッ娘「へぇ〜、Infiniteさんもすみにおけないねー(ニヤニヤ)」
Infinite「だから、そういう感情は持ってないって!」
蛹「持ってたとしても妹は渡さないよ」
この子「兄上、そういう話ではないだろう!・・・・・実は、」
ガチャッ
フリフリ「ただい・・・・」
この子「マイクロをうちに引き取ろうとあさき家で決めたのだ」
ランジュ「えっ・・・・・そんな」
マーマレード「ていうか、お姉ちゃん・・・・・聞いたの?」
フリフリ「・・・・どういうこと・・・?」


Rebirth「前回のあらすじ!
     なんとあさき家が、「マイクロを引き取りたい」と言ってきた!
     そこに偶然フリフリさんが帰宅! さて、みんなはどう決断するのか!?」

フリフリ「そっか・・・・マイクロがあさき家の末っ子ね・・・。よかったじゃん、身元わかって!」
カゴノトリ「・・・・・・・・」
ジェッ娘「フリフリさん・・・・・何とも思わないの?」
フリフリ「ん?そりゃびっくりしたけど、あさきん家の家族が引き取るならいいじゃん。ねぇ、カゴノトリ、ランジュ、マーマレード」
カゴノトリ「私も・・・・・・同じ曲といる方がいいと思う」
ランジュ「・・・・私は、・・・・・その・・・」
マーマーレード「うん・・・・私もランジュも、引き取ってもらうのは・・・・・」
フリフリ「嫌かな?・・・でも、このまま大きくなってみなよ。マイクロは自分ひとりだけが違う曲ってことを
   負い目に感じると思う。きっと、楽しいのに孤独を感じると思う。
   アタシ、マイクロに将来、嫌なことを感じてほしくないから、あさき曲達と育ってほしいんだ」
ラバーズ「でもっ、フリフリさんは寂しくないの・・・・・??」
フリフリ「べっつにー、アタシもう大人だし、別れなんて何度も体験してるよ。
   あ、ちょっとは寂しいけど、このくらいで泣いてたらねー」
蛹「・・・・・そうか。じゃあ、マイクロのことは任せてよ」
フリフリ「うん。任せたよ!」
この子「では、行くか・・・・・マイクロ」
マイクロ「うー?・・・・うえぇーん!!」
ランジュ「あっ、やば・・・お姉ちゃんから離れたから・・・・。」
マーマレード「大丈夫!しばらく抱っこしてたら泣き止むと思うし!」
この子「そ、そうなのか・・・?」
蛹「あはぁは。この子のそんな姿も見物だね」
この子「笑いごとじゃない!」
フリフリ「あ、あのさ、たまに遊びに行ってもいいかな?」
蛹「もちろんだよ。マイクロも喜ぶし」

――その夜。
ランジュ「行っちゃったね・・・・・マイクロ」
マーマレード「うん・・・・少しの間だったけど、いなくなって寂しいかも」
アルケー「私も・・・せっかくエクストラの人がいて嬉しかったんですが・・・」
777「ぼくも弟がいなくなってさみしいでしゅ〜」

フリフリ「ねー、カゴノトリ。もしかして、アンタあさき家にお願いしてたんじゃないの?
    マイクロを引き取ってって」
カゴノトリ「・・・・そうだよ?私だって同じ曲と暮らしてた方がいいって思ってたし。姉さん、まさか私を恨んでる?」
フリフリ「ううん、アンタならそう言うと思ってたし。私もそうした方がマイクロのためだと思ったもん。
   ・・・・・ね、カゴノトリ。しばらく一人にさせて」
カゴノトリ「・・・・うん」
フリフリ「・・・・・・・・・」


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