ささきっさ・その8


タイピ「落書き姉さん、ちょっといいですか?」
落「ん?どしたのタイピちゃん?」
タイピ「今日が何の日か知ってるですか?」
落「も〜う、何聞いてるのタイピちゃん。そんなのささきっさの定休日に決まってるじゃない」
タイピ「…ゆらさんはわかるですか?」
ゆら「そうですねぇ…あ、確か今日ってりゆさんとのりあさんのCD発売の日ですよね」
大和「やまとー!なでしこー!(゜Д゜)」
タイピ「皆さん…本当に何の日かわからないんですか…?」
百「ええ…今日何かあるの?」
タイピ「もういいです!アニュスの所に行ってくるです!」
ばたん!
百「ふう、行ったわね」
ゆら「それじゃあ早速準備に取り掛かりましょうか」
落「キッチン組も準備は良〜い?」
デパチャ「おう!」
…………………………
タイピ「はぁ…今日は私の誕生日なのに…あれ…あさきっさも今日定休日なんですか…しょうがないからDD5の所に行くです」
鬼姫「行ったようじゃな」
アニュス「ごめんねタイピちゃん」
蛹「まぁ良いじゃないですか。これもタイピちゃんのためなんですから」
この子「でも確かに定休日を偽ってまでっていうのは気がひけるな」
鈴「嘘ヲツクキサマラノ舌ナテチョン切ッテ捨テテヤル!」
この子「ちょwこれ思い付いたのアニュスじゃん!痛っ!やめて!アッー!」
魔笛「まぁ毎日定休日みたいなものですけど…それじゃあ皆さん行きますわよ!」
ツミ「ま、待ってくださ〜い」
月「大丈夫…まだ時間はある…」
蛍「姉ちゃん達待ってよ〜」
螺子「アハハハハー、リンゴオイシイナー…ウォエエエエ!」
月「…汚い…」
この子「こいつは留守番させとこうか…」
…………………………
タイピ「あれ…あなたは…」
妖精「私はここ、泉家本館『泥鳥亭』に住まう妖精FAIRY TALES なのです。皆様はただいま御父様のアルバム製作のお手伝いに行っておられるなのです」
タイピ「そうですか…」
妖精「申し訳ございませんなのです」
タイピ「良いんですよ…もう…どうせ誰も私のことなんて…」
コクピ「あれ?タイピ何やってんだこんな所で?」

タイピ「コクピ!?な、何でも無いです!」
コクピ「ま、大方遊びに来たけど誰もいなかったってとこかw」
タイピ「う、うるさいです!もう帰るです!」
コクピ「まぁまぁ、暇だったら俺と遊ばねえか?」
タイピ「う…ど、どうしてもって言うなら付き合ってやるですよ」
コクピ「へいへい、それじゃあ行きますか」
(・ω・)つそして
コクピ「いやー、楽しかったな今日は」
タイピ「コクピは騒ぎすぎですよ。もうちょっとおとなしくしてろです」
コクピ「だってお前とデートするのなんて初めてだしなw」
タイピ「な!?デートじゃないですよ!ただコクピがどうしてもって言うから付き合ってやっただけです!」
コクピ「はいはい、それじゃあそろそろ家に…って、何見てんだ?」
タイピ「な、何も見てないですよ!」
コクピ「ふ〜ん、三度笠ポン太の縫いぐるみねぇ…欲しいのか?」
タイピ「い、いらないですよそんな子供っぽいの!」
コクピ「ったく…もうちょっと素直になれっての。すいませんこれください」
タイピ「な!?コクピ!何勝手に…」
コクピ「あー、ちゃんとラッピングしてくれよ」
タイピ「コクピ…まさかロリコンな上にそんなかわいいラッピング好きだったなんて…」
コクピ「違うっての…いや、ロリコンは本当か…とにかく、ほれ」
タイピ「え…」
コクピ「誕生日おめでとさん」
タイピ「覚えてて…くれたんですか」
コクピ「当り前だろ。さてと…それじゃあお前を家に送ってかないとな」
タイピ「な!?良いですよ別に…」
コクピ「お前なぁ…最近は称号狩りも少なくなったけどまたまだ危険なんだから…特にお前は人気曲なわけだし…」
タイピ「コクピ!」
コクピ「お、悪い悪い。どうした?」
タイピ「その…今日はありがとうです…」

コクピ「その台詞はまだちょっと早いんじゃねえか?」
タイピ「え…」
パーン!パーン!
一同「お誕生日おめでとう!」
タイピ「え…みなさん何やって…」
落「やだなぁ、今日はタイピちゃんの誕生日でしょ?ごめんね知らないふりしてて」
DD3「おい、DD5、なんであさきっさの奴等も一緒なんだよ!(ボソボソ)」
DD5「佐々木家、あさき家、泉家DDシリーズで盛大に祝おうと言い出したのはアニュスだからな。しかたあるまい。それだけタイピが皆に愛されてるということだ」一同(まさかこいつの口から愛なんて言葉が出てくるなんて…)
ツミ「あ!で、DD3さん!」
DD3「げ!!ツミ子!」
ツミ「な、何で私じゃなくてあんな三毛猫を選んだんですかー!」
カタカタカタカタ!
DD3「怖いから揺れるな!もう良いだろ、お前にはインフィニットがいるじゃねえか!」
アニュス「おめでとうタイピちゃん。はい、今ホプ国で流行ってる『獄卒くん』っていうぬいぐるみだよ。背中にあるボタンを押すと…」
獄卒「我々は宇宙にあり!この弱者の(ry」
タイピ「アニュス…」アニュス「あ、気にしなくていいんだよ別に」
タイピ(嬉しいけど…センス悪いです…)
落「ん!これ美味しい!誰作ったの!?」
蛍「あ…僕だよ」
百「こら、何つまみ食いしてるのよ!」
DD4「あの…皆さん静かにしたほうが…」
デイドリ「おい!酒がねえぞ!DD7!そこのコンビニ行って吟醸『大見解』買ってこい!」
DD2「お兄様、飲み過ぎには注意してくださいね」
DD7「やっぱり家でゲームしてたほうが良かった…」
DD6「こら!先輩の誕生日なんだからそんなこと言うなよ!」
DD4「あの…皆さん静かに…」
ワイワイキャアキャア!
DD4「静かにせい言うとるのがわからんのかボケナスども!!!!」
―タム連打発動―
一同「ごめんなひゃい…」
DD4「全く…タイピさんが呆れてるじゃないですか」
タイピ(どっちかと言うとDD4さんの豹変っぷりに呆れたんですが…)「良いんですよ。普段からこんな感じですし」
百「それじゃあみんな気を取り直して」
一同「HAPPY BIRTHDAY!」


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