ささきっさ・その15


百「はぁ…どこかに私と釣り合うような男はいないかしら…」
落「お姉ちゃんため息ついてるくらいなら気分転換に散歩でもしてきたら?」
蒼「素敵な出会いもあるかもしれないしね」
百「そうね、それじゃあちょっと出かけてこようかしら」
デパチャ「あ、姉貴悪いんだけどさ」
百「何?」
デパチャ「このメモに書かれてる食材買っといてくれないか?全部商店街で揃うはずだから」
百「嫌よ。何で私がそんなこと」
デパチャ「アルケーとデートの約束しててさ、本当に頼む!」
百「しょうがないわね、それじゃあ行ってくるわ」
ケチャ
落「お姉ちゃんが怒らないなんて…」
デパチャ「あー、寿命が333secぐらい縮まったぜ…」
タイピ「本当に…素敵な出会いがあると良いですね」

(・ω・)つそして

百「ふぅ、これで最後ね。あーあ、私にもアニュス君やブラホラ君みたいに私のことを守ってくれるカッコいい曲がいればなぁ…」
?「重そうだな。手伝おうか?」
百「あ、いえ、お気遣いなく…って、DD3!?」
DD3「久しぶりだな。CSV以来か」
百「そうね、あ、ちょっと、何勝手に…」
DD3「気にするなって。重いだろ?こんなに荷物があったら」
百「あ、ありがとう」
DD3「どういたしまして。それじゃあ行くか」
百「え?そっちは違…」
DD3「最近気付いたんだけどな、ここのWALL-STREETを通っていった方がささきっさには近いんだ」
百「そう、詳しいのね」
DD3「まぁな、そういえば何で100secが買い物なんてしてたんだ?買い物なんて一番下の弟か妹にでもやらせとけば良いのに」
百「そ、それは…デパチャがデートだから代わりに…だいたい貴方こそなんであんな所に居たのよ?」
DD3「ああ、兄貴がDD7に買い出し行かせようとしたらあいつ落書き帳に会いに行くとか言い出してよ、代わりに俺が買い出しに行ってきたってわけだ」
百「落書き帳に?」
DD3「ああ、そう言ってたな。落書き帳は何も言ってなかったのか?」
百「ええ、何も(後で問い詰めないとね)」
DD3「それにしてもDD7の奴、自分はデートで俺に買い出し行かせるなんて…」
百「それにしてもデパチャの奴、自分はデートで私に買い出し行かせるなんて…」
3・百「帰ったら発狂食らわせないとな(ね)」
3・百「あ…」
DD3「ははっ、お互い考えてることは一緒か」
百「そうね。ふふっ(やっぱり…気が合うっていうのは重要よね…)きゃあっ!」
DD3「おっと、大丈夫か?」
百「え、ええ(とっさの反応も申し分ないし…)」
DD3「全く…何もない所で転ぶなよ。お、着いたな」
百「あ、ありがとう(ギターもドラムも90代だし…)」
DD3「どういたしまして、それじゃあ」
百「あ、待って!」
DD3「ん?」
百「そ、その…良かったら…家に…」
三毛猫「にゃー♪」
DD3「あ、三毛猫じゃねえか!おーい、待てよー!」
百「え…」
DD3「じゃあな100sec」
百「ちょ…ちょっと…」
万華「ほら、ここがささきっさだよブラストちゃん」
マドブラ「シュッシュオーイ!」
百「あ…」
万華「それじゃあ入ろうか」
百「ありのまーまデブー使ってー!!!!」
万華「え!?何?何?」
百「素直になーって故意のアターック!!!!」

ー赤DM化ー

万華「ちょw愛社員w待て!時に落ち着け!」
マドブラ「シュッシュオーイ!」
百「居間を感じておーもいきりー!!!!」
万華「だから待てって!そうか、僕とブラストちゃんの仲を羨んでるんだね?アッー、嘘です!冗談です!」
百「笑顔で逝こう!!!!」

ー虹色の滝発動ー

万華「ぎゃあぁぁぁぁ!」
マドブラ「シュッシュオーイ!」
百「はぁ…はぁ…」
蒼「あれ?お姉ちゃんお帰り。今、愛社員さんが来てたような気がしたんだけど…」
百「そう?気のせいじゃないかしら?」


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