ささきっさ・その18


〜ちょっと昔の物語〜

蒼「お姉ちゃ〜ん、ハッピーマンごっこしよ♪」
百「いいわよ。それじゃあ外にいきましょうか」
博史「落書き帳、君もゲームばっかやってないで外で遊んできたらどうだい?」
肥塚「そうそう、子供は風の子って言いますし」
陸奥彦「ぶっちゃけ見たい番組があるからゲームやめろ」
落「えー、やだよ外寒いし…それに私は風の子じゃなくてパパとお父さんと御父様の子だもん」
博史「…」
肥塚「…」
陸奥彦「…」
落「え!?ちょっと、何でみんな顔を背けて黙ってるの!?ねぇ私パパ達の子なんでしょ!?」
陸奥彦「実を言うとな」
肥塚「落書き帳、君は…」
博史「僕がある人の家から盗んできたんだ」
落「は?」
肥塚「ちょw博史さんw少しは言い方を考えてくださいよw」
博史「いやぁ、まさに一目惚れだったね。見た瞬間『僕の色に染めてあげたい』って思ったんだ」
落「お父さんがそんな変態だったなんて…」
肥塚「それで私達が協力してあなたを育てたんですよ」
落「そんな…それじゃあ私の本当のお父さんは誰なの!?」
博史「J・S・バッハ」
落「えぇぇぇぇぇ!?あの超有名人の!?」
陸奥彦「あ〜、そろそろ取り戻しにくるかもしれないな」
落「そんな…そしたら私は…」
博史「大丈夫ですよ。僕達が必ず守りますから」
落「絶対バッハ先生の所に行っちゃうよ…ちゃんとオシャレしとかなきゃ」
肥塚「まぁ予想はしてましたけどね」
バッハ「おい、佐々木博史」
博史「あ、バッハ先生」
バッハ「お前が私の家から盗んでいって勝手にプログレッシブした私の娘はどこにいる?」
博史「ああ、『僕の』娘ならこの『Drum Mania』っていう機械を使えば会えますよ」
バッハ「訂正しろ、『私の』娘だ」
博史「『僕の』娘です」
陸奥彦「だったら落書き帳に決めてもらえばいいんじゃないか?」(・ω・)つそして
蒼「お姉ちゃ〜ん、DM赤で御指名だよ〜」
落「へぇ、私の赤を選ぶなんてなかなか…ってバッハ先生!?」
バッハ「佐々木博史ぃ!私の大人しくて清楚な娘を返せぇぇぇぇぇ!」
Excellent!SS!
一同「ちょwwwww上手すぎwwwwwさすがバッハ先生wwwww」
百「なんでバッハがドラムこんなに上手いのよ…」

落「アッー!ハァ…ハァ…夢か…」
蒼「お姉ちゃ〜ん、DM赤譜面を御指名だって」
落「Σ(゜Д゜;)(ビクゥッ)」


〜少し昔の物語〜

拝啓お父様
どこに行ってしまわれたのですかお父様?お父様がいなくなってから泉御父様は自分のDDシリーズばかり可愛がって私達にかまってくれません。
たまに帰ってきても近所迷惑になるくらいギターをパラリラさせて私達を怒鳴るくらい…
肥塚御父様がいくら注意しても聞く耳を持たなくて…やっぱり私達には御父様のピアノが必要なんです。どうか…
むっちゃん「何書いてんだ100sec」
百「(う…酒臭い…)あ、いえ、御父様への手紙を…」
むっちゃん「あんな奴はお前のオヤジじゃない!俺に内緒で曲を作りやがって…誰だよAKINO LEE って…お前らの親父は俺だろうが!」
百「そんな…」
むっちゃん「そうだ…おい、お前達!」
落「何?」
むっちゃん「今日からは俺のことを`偉大なる父'『GRAND FATHER』と呼べ」
蒼「お父さん、それじゃあお祖父さんになっちゃうよ…」
むっちゃん「何だと!?お前俺をバカにしてるのか!?お前なんて弐寺に売り払っても良いんだぞ!?」
落「お父さんやめて!」
肥塚「そうですよ陸奥彦さん、落ち着いてください」
むっちゃん「うるせぇ!俺の音を聴けぇ!」
パラリラパラリラパラリラパラリラ
蒼「御父様やーめーてー!」
肥塚「…」
むっちゃん「何だよ良彦さん、何か文句あるのか?」
肥塚「むっちゃんさん、少しお話が…」

(・ω・)つそして

蒼「お姉ちゃん…お腹空いたよ…」
百「御父様達が私達をネグレクトしてからもう数ヶ月…そろそろ限界かしら…」
落「肥塚パパも何で出て行っちゃったんだろう…」
むっちゃん「おい、お前達」
蒼「あ、お父さん!どこ行ってたの!?」
むっちゃん「実はな…」
肥塚「私達…」
泉・肥塚「ユニットを組むことにしたんだ」
一同「は?」
肥塚「いやぁ、むっちゃんさんのパラリラを聴いてたらまた何か出来そうな気がしてね」
むっちゃん「ユニット名は『Trick Trap』だまぁ気軽に二人はトリトラとでも呼んでくれや」
肥塚「これがデビュー曲の『BLACK HORIZON』です」
むっちゃん「じゃあな」
百「え!?ちょっと!どこに行くんですか!?」
肥塚「博史さんを探しに行ってきます」
むっちゃん「じゃあな。博史さんめ…会ったらただじゃおかないからな…」
落「ちょ、ちょっと…」

バタン

一同「私達…これからどうしたら良いんだろう…」


タイピ「>>1乙ですぅ」
ゆら「携帯厨な作者が迷惑かけてすいませんでした」
落「でも、まだまだささきっさは営業中ですので」
百「あら?しばらくは休みよ落書き帳」
落「え!?何で!?」
百「この状況じゃ仕事できないでしょ」
蒼「何があったのか説明すると…」
デパチャ「出来た!」
蒼「何が?って、何でフロアにこたつが!?」
デパチャ「冬用の新メニュー『こたつとみかん』だ」
落「でも洋風な店内にこたつって…」
デパチャ「ふふ、お前達も1度体験すればそんなことは言えなくなる」
落「どれどれ?あ〜、やっぱり暖かくて良いなぁこたつ」
蒼「うん、もうずっと入っていたいよね」
?「ならばその願い叶えてやろう!」
蒼「え?え!?誰?」
誰?「呼んだ(゜Д゜)彡」
デパチャ「呼んでないからこっち見るな。って、あれ…出られない…」
蒼「嘘!?本当だ…」
落「いったい何なのー!?」
イスト「あ、兄さん僕も入って良いですか?」
デパチャ「わー!バカ!来るな!」
イスト「そこまで言わなくても…えい!」
落「あーあ…」
イスト「ふぅ、暖かい…あれ…出られない…」
百「何やってるのよ貴方達?早く出なさい」
落「それが出られなくなっちゃったんだよお姉ちゃん…」
百「じゃあ壊すしかないわね、そのこたつ」

―赤DM化―

蒼「ちょ、お姉ちゃん!?」
百「少しくらい我慢しなさい」

―虹色発狂発動―

落「あれ…平気だ…」
百「虹色の滝でも壊せないなんて…まさか!?」
蒼「お姉ちゃん何か知ってるの!?」
百「ポプ国にグランドハンマーってピアノがあってね、近付く奴を食べようとする恐ろしいピアノなんだけど…このこたつは恐らくその仲間の『GRAND KOTATU』よ!」
落「嘘!?それじゃあ私達どうしたら良いの!?」
百「さあ?これじゃあ開店できないわね」
ボビス「キッチン僕だけじゃ無理だし」
ゆら「私達の料理ではみなさんハザード落ちしてしまいますし」
百「それじゃあちょっとポプ国に言って助かる方法を聞いてきましょうか」
蒼「お願いだよお姉ちゃん!」
壁「それじゃあ行こうか百姉」
百「あら、貴方Cafe Thomasに行ったんじゃなかったかしら?」
壁「ブワッ(´;ω;`)」


(※停止スレ投下ネタ)


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