魔法のタルトがケーキを作るようです。


―フルーツショップ
 pot-pourri d' orangeにて

魔法のタルト「えーと、まずはpot-pourri d' orangeで頼んでおいた果物を受け取って…と」

チャララララ〜ン チャララララ〜ンチャララララララララ〜ラ〜♪
(自動ドアの開く音)

タルト「オレンジさーん!ケーキ用の果物下さいな!!」
オレンジ「はいはい毎度どうもー。 いつもご苦労様ね。 タルトちゃん」
タルト「いえいえ、これも仕事ですし。 オレンジさんの所で頂く果物を使ったフルーツタルトがまた絶品なんで。
むしろ来るのが楽しみだったりします♪」
オレンジ「ありがとうね、タルトちゃん。 sweet illusionさんにもよろしく言っといて下さいね」
タルト「ええ、伝えておきますね〜」

タルト「さて、と。 次はカウガールさんの所の牛乳かぁ。 絞りたてのをくっと飲むのもまたいいのよね〜☆」


―ギタドラ牧場
COSMIC COW GIRLファームにて

< モー
< メェー
< Wow Wow Let's Go!

タルト「なんか最後牧場関係無い声がしたわね」
カウガール「いつもの事だから、気にしないでね」
タルト「うぉっ!? いつの間に私の背後に?」
カウガール「ムビのあの動作で瞬間移動出来るものでね。 それにこの子達が教えてくれたし」

< モー
< ビッチャラ ビッチャラ

タルト「あ、また違う声(?)が…」
カウガール「空耳が聞こえるなんて、大分疲れてるのね。 流石Long曲。
あれだけノーツ流しまくってたらそりゃ空耳の一つや二つは聞こえるものよね」
タルト「そ、そういうもんですか?(汗)」
カウガール「そういうもんよ。 さあさ、今絞ったばかりの牛乳入れたから、飲んで行きなさい。 私の奢りよ」
タルト「あ、ありがとうございます!! いただきまーす☆」

ゴクゴク

タルト「ぷはーっ!!流石カウガールさんの所の牛さんのお乳ですね! 美味しいです」
カウガール「そう言って貰えるとこの子達も喜ぶわ」

< モー
< メェー
< クワァシテッポイ!!

タルト「ねえ今クワァシテッポイ!!っt(ry」
カウガール「ほほ、重症ね。少しはお休み貰って息抜きした方がいいわよ?」
タルト「…そうですね」


―移動中―
しばらくタルト♪タルト♪でお待ち下さい。

タルト「今度はちょっと距離あるなー。

ポプ国のLOVE2シュガーさんの所かぁ、もういい加減K宅急便とか利用すればいいのにとか思うけど
小店舗じゃ低コストにしないと商売ままならないよねとか超長文で語ってみたよね」



―洋菓子店LOVE2シュガーにて―

タルト「誰のツッコミも無いのが一番堪えるよね、悲しいわ。 すいませーん、例によってお砂糖頂きに来ましたー」
LOVE2シュガー「はーい、魔法のタルトさんいらっしゃい。 …あら?随分と大荷物ね」
タルト「あはは、まあ商売では常に付き物のコスト削減の為なんで。 ダイエットにもいいんですよ〜(苦笑)」
シュガー「でも無理は禁物ですよ…。 いくらタルトさんがLONG曲だからって、無茶したら本職の方にも支障が出るでしょうし」
タルト「その時は名前繋がりで魔法のコトバ君に出てもらいますよ♪」



魔法のコトバ「ぶぇっくしょい!!! う〜、誰か僕の話でもしてるのかな?」



タルト「ね?」
シュガー「回想じゃなかったんですか」
タルト「それはともかく、お砂糖下さい☆」
シュガー「すっかり忘れていたわ、はいどうぞ」
タルト「ありがとうございます!!」
シュガー「Sweet illusionさんにもよろしく伝えてね」
タルト「ガッテン承知ノ助です!!」


前半と後半ですっかりキャラが変わった魔法のタルト。
もうすぐクリスマスだが、ケーキ作りに間に合うのか?

続く。


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