コクピの苦い思い出
俺はミラージュ・レジデンス。V3の3番目のアンコール曲。
親はJimmy Wecklで、俺の兄弟たちはみんなエロと呼ばれている。
ある日、俺は兄貴のcockpitと一緒にささきっさに向かった。
兄貴は9&10のエキストラ曲の1人だった。
ささきっさとは、親が佐々木博史である曲たちの家で、
プログレ5姉妹と4人の兄弟たちが喫茶店を営んでる場所である。
兄貴は、5姉妹の末っ子、Timepiece phase IIに会いに行っている。
別にこの2人は付き合ってるわけでもなんでもない。
ただ兄貴がツルペタロリッ娘好みで、彼女はそれに完全に一致してる…らしい。
俺には全く分からないんだけどもなぁ…。
落「いらっしゃいませ〜」
コクピ「い〜ねぇ、お出迎えから落書き帳ちゃんとはね」
落「そんなに最終発狂受けたい?」
-最終発狂発動-
コクピ「いきなりそれh…らめぇ!」
ピチュン
…俺はあまりここへ行きたくない。
なぜなら、ここに限らず俺たちがJimmyというだけで(特に女性から)攻撃を受けるからだ。
しかも、5姉妹はギタドラ界に名を轟かす難譜面の持ち主ばかりだ。
俺たちもなかなか強いとはいえ、さすがにこれだけは耐え切れない。
ミラージュ「すみません、いつもこの馬鹿兄貴が…」
蒼「気にしないで。悪いのはあなたじゃないわ」
百「そうそう、Jimmy曲みんながあなたを見習ってくれればどんなにいいか…」
俺はJimmy曲にしては珍しくエロではないらしい。…譜面は別としても。
しかし、兄貴たちのせいで巻き添いを食らう事も少なくない。
ゆら「何かご注文は?」
ミラージュ「チョコフィロとデパ茶をお願いします」
その帰り道。俺は兄貴に素朴な質問をしてみた。
ミラージュ「何で兄貴はそんなに彼女にこだわるんだ?
彼氏もいるし、顔もそんなに可愛くないn」
次の瞬間、俺は壁に叩きつけられ、兄貴に胸倉を掴まれていた。
コクピ「……もう一度言ってみろ」
俺はその瞳に宿る怒りを見て、恐怖からか全身が震え出した。
それを見た兄貴は瞳の怒りを消し、胸倉から手を離してどこかへ去っていった。
俺はしばらくその場を動けなかった。
(何故そんなに怒ったんだ…?)
その思いは今日の晩まで消えなかった。そう、今日の晩までは。
夕暮れ頃に俺は家に帰り、部屋に入った。俺の部屋は兄貴との2人部屋だ。
俺の兄弟は空気曲を含め大勢いるので、1人部屋にするほどの余裕は無いからだ。
その時、兄貴の机の上にある一冊の本が俺の目に留まった。
その本の表紙にはこう書かれてある。
「Diary」
兄貴が日記を…?と思いつつ、俺は中身に興味をそそられた。
今日は兄貴は夜勤で帰ってこない。そこで、俺は思い切って中を見てみた。