V3のでる頃に・その4
そして、ロケテ当日 
テッテレレー(チャイム音) 
ジェッ娘「トッカータくん、いらっしゃいますか〜?」 
しまった!もう待ち合わせの時間か! 
ルージュ「あらあらジェッ娘ちゃん!いつもうちのトッカータがお世話になってまして・・・」 
ジェッ娘「あ・・・おばさま、こちらこそ、いつもお世話になってます・・・・!」 
おいおい、なんでお袋に会うだけで顔を赤くする。 
トッカータ「そこで真っ赤になるな!行くぞジェッ娘!」 
ルージュ「ジェッ娘ちゃ〜ん!トッカータをよろしくね〜!」 
ジェッ娘「はいおばさま〜〜〜!トッカータくんはジェッ娘が命に代えましても〜☆」 
ジェッ娘は俺に引きずられながら手を振り返した。 
ポプリ「ハ〜イトッカータ!今日は大丈夫?元気なくっちゃやってらんないよ!」 
トッカータ「落書き帳とスウィートちゃんは?もう会場に行ってるのか?」 
ジェッ娘「うん!スウィートちゃんはお祭りの実行委員さんだもん。落書きちゃんもきっと一緒だよ。」 
トッカータ「そっか。・・・よっしゃ、今日は目いっぱい騒ぐぞ!!」 
ジェッ娘・ポプリ「お〜〜〜〜!!」 
俺たち3人、早くも意気は軒昂だった。 
会場・・・・・V3筐体は以前見ただけの様子からは想像もつかないくらいの大賑わいを見せていた。 
トッカータ「すげぇ人だなぁ!!ギタドラってこんなに曲がいたんだ・・・。」 
ジェッ娘「ロケテはみんな来るよ。多分、ギタドラの曲全部は来てるんじゃないかな。」 
ポプリ「それだけじゃないよ。V3の新曲や版権も招待してる。」 
ジェッ娘「あ、どうもこんばんは〜!」 
二人はすれ違う人に挨拶を返している。もちろん知り合いであるからだ。 
俺にも挨拶をしてくれる人はいるものの、肝心の俺はまだ顔を覚えきれていなかった。
落書き「あーッ!!遅いですわ皆々様!レディーを待たせるとはトッカータさんもなってないでございますわ〜!」 
トッカータ「ほ〜。そりゃすまんかったな。で、その待たせた「レディー」ってのはどこにいるんだ?」 
落書き「ぬわんですってぇぇぇッ!!!」 
ジェッ娘「・・・わぁ〜☆・・・スウィートちゃん・・・・か、かかかか・・・かぁいい・・・〜♪」 
ジェッ娘が簡単のため息を漏らす。 
どうやら本物のレディーの登場みたいだな。 
スウィート「・・・こんばんはですよみんな。トッカータもこんばんはです。」 
ジェッ娘「か、かぁいいかぁいい!!お持ち帰り〜!!」 
スウィートちゃんはいつもと違う、V3に似合った水色のロリータな服を着ていた。 
うん。ジェッ娘の暴走もわかる。 
ポプリ「うちの婆っちゃのお手製。結構本格派でしょ。」 
ジェッ娘「スウィートちゃんはロケテの最後に大切なお仕事があるから、その衣装なの。」 
スウィート「・・・お仕事はロケテの最後だけなのです。・・・まだまだゆっくり遊べますですよ。」 
落書き「ってことはここで時間を無駄にできないということですわ〜!参りましょう!!」 
トッカータ「おっしゃぁぁああッ!!」 
それからしばらくして、バトルモードで対戦しあっていたところ 
パシャリと、シャッター音とフラッシュが。 
サッカリン「やぁみんな。相変わらず元気そうだねぇ・・・」 
やはりサッカリンさんだった。 
KOされた俺に、その上でいがみ合うポプリと落書き帳。 
スウィートちゃんは俺の頭を撫でてるし、 
ジェッ娘はB−BONEの人形をかぁいい状態で抱いている・・・・。 
さぞ賑やかな写真になっただろう・・・・。
落書き「こんばんはではございますが!レディーに断りもなく 
     お写真を撮るのはエチケット違反でございますのことよ!!」 
ジェッ娘「こんばんは。・・・あ、明日帰られちゃうんですよね。 
     素敵な写真はいっぱい撮れましたか?」 
ポプリ「サッカリンのおじさまに会えるのも今晩限りなのね〜! 
    お名残惜しいですわぁ! 
    いい加減、とっととメジャーデビューして下さいよね〜!」 
みんなの口ぶりからすると、サッカリンさんとは顔見知りらしい。 
ポプリ「せいぜい今夜を楽しんでらして下さいな。 
   明日の夜にはもうV2なんですからねぇ!」 
サッカリン「・・・そうだね。また何ヶ月間か、お預けだもんね・・・・。」 
サッカリンさんは陽気に笑ったが、寂しさを感じさせる間があった。 
ジェッ娘「あ!ねぇねぇポプリちゃん!どうだろ!?サッカリンさんを部活に入部させてあげるのは!!」 
それは名案だ!・・・と思いきやポプリはもったいぶってみせる。 
・・・そして、 
ポプリ「・・・ま、いいか。部長ッ、pot-pourri 
d'orangeの名において、 
    SACCHARINE SMILE氏の我が部への入部を許可するッ!!」 
それを打ち消さんばかりの俺たちの歓声!! 
サッカリン「な、なんだい、その部活ってのは・・・!?」 
ポプリ「我が部はだな、複雑化する社会に対応するため、活動毎に提案される様々な条件下、 
    ・・・・時には順境。あるいは逆境からいかにして・・・!!」 
落書き「子供のごっこ遊びと侮るつもりなら好都合でございますわぁ!」 
トッカータ「身包み剥いでッ!ケツの毛までひん剥いてやるぜぇえッ!」 
スウィート「・・・つまり、みんなでゲームして遊ぶ部活です。」 
やはり、スウィートちゃんだけが的確な説明をしてくれた。 
サッカリン「よぅし!望むところだよ。その挑戦を受けてたとうじゃないか!」 
一気に10は若返ったサッカリンさんがガッツポーズして奮起する 
上等だッ!!落書き「こんばんはではございますが!レディーに断りもなく 
     お写真を撮るのはエチケット違反でございますのことよ!!」 
ジェッ娘「こんばんは。・・・あ、明日帰られちゃうんですよね。 
     素敵な写真はいっぱい撮れましたか?」 
ポプリ「サッカリンのおじさまに会えるのも今晩限りなのね〜! 
    お名残惜しいですわぁ! 
    いい加減、とっととメジャーデビューして下さいよね〜!」 
みんなの口ぶりからすると、サッカリンさんとは顔見知りらしい。 
ポプリ「せいぜい今夜を楽しんでらして下さいな。 
   明日の夜にはもうV2なんですからねぇ!」 
サッカリン「・・・そうだね。また何ヶ月間か、お預けだもんね・・・・。」 
サッカリンさんは陽気に笑ったが、寂しさを感じさせる間があった。 
ジェッ娘「あ!ねぇねぇポプリちゃん!どうだろ!?サッカリンさんを部活に入部させてあげるのは!!」 
それは名案だ!・・・と思いきやポプリはもったいぶってみせる。 
・・・そして、 
ポプリ「・・・ま、いいか。部長ッ、pot-pourri 
d'orangeの名において、 
    SACCHARINE SMILE氏の我が部への入部を許可するッ!!」 
それを打ち消さんばかりの俺たちの歓声!! 
サッカリン「な、なんだい、その部活ってのは・・・!?」 
ポプリ「我が部はだな、複雑化する社会に対応するため、活動毎に提案される様々な条件下、 
    ・・・・時には順境。あるいは逆境からいかにして・・・!!」 
落書き「子供のごっこ遊びと侮るつもりなら好都合でございますわぁ!」 
トッカータ「身包み剥いでッ!ケツの毛までひん剥いてやるぜぇえッ!」 
スウィート「・・・つまり、みんなでゲームして遊ぶ部活です。」 
やはり、スウィートちゃんだけが的確な説明をしてくれた。 
サッカリン「よぅし!望むところだよ。その挑戦を受けてたとうじゃないか!」 
一気に10は若返ったサッカリンさんがガッツポーズして奮起する 
上等だッ!!