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コクピの苦い思い出(最終話)


その後、兄貴と俺は荒れてしまった店を元通りにしたり、
ささきっさのみんなと一緒に9&10の思い出を話したり聞いたりして過ごした。
夕方になって、俺たちはささきっさを出て、家に帰ることにした。
ベロシティの兄貴は置いてきた。もうもって帰れる状態ではないからだ。

ベロシティ「イ、イタイヨォ…」
カゴノトリ「ちょwwこれなんてThe Dirty of Loudness?」
ベロシティ「タ、タスケテクレ…」
DD6「近寄るんじゃねぇ!」
-赤B発動-
ベロシティ「ギャアァァァァ!」

ミラージュ「…気のせいかな…?今日のささきっさだけは行って良かったような気がする」
コクピ「珍しいな…お前がそんなこと言うなんて…。いつも文句ばっか言ってたのにな」
ミラージュ「もう兄貴が無理矢理本性をさらけ出す必要はない、
    兄貴は苦しむ事はもうない、って思ったからかもな」
コクピ「…でもやっぱ本性は本性だ。俺はこの性格を変えるつもりは全く無いぜ」
ミラージュ「まあ、兄貴が好きなようにすればいいさ」

兄貴は携帯を取り出し、誰かに電話をかけ始めた。

コクピ「…おう、俺だ」
DD5『お前から電話をかけるとは…どういう風の吹き回しだ?』
コクピ「今日飲みに行くぞ。8時『悪アガキ』集合。遅れんなよ」
DD5『話が急すぎだぞ。つーかもう晩飯の用意できてんだが』
コクピ「誰かに2人前食わせとけ。お前の家は育ち盛りが多いんだから何とかなるだろ」
DD5『にしてもなんでまたこんな時に…?お前と最後に飲んだのはもう2年位前なんだぞ』
コクピ「弟に余計なこと話した罰と……褒美だ。じゃあな」

ミラージュ「おいおい、罰って…」
コクピ「弟の前で涙を見せる羽目になったのはもとはあいつのせいだからな」
ミラージュ「…いいじゃねえかよ、涙ぐらい」

その時、俺の携帯が突如鳴り響いた。

ミラージュ「…ん?誰だ…?…もしもし」
FT2M『もしもーし、ミラージュ君?』
ミラージュ「…え、FT2M!?」
FT2『何よ〜、そんなに驚かなくたっていいでしょ。
  もしかして女の子からの電話って始めてだったりする!?
  …あ、ごめん。…そうそう、あなた私の家にハンカチ忘れていったでしょ?
  ……あれ?…もしも〜し…?…ミラージュ君、聞いてる〜?』

…聞いてるさ。一言も漏らさず。聞き逃すわけ無いだろ…。
俺はその透き通るような綺麗な声から、自然と彼女の顔が頭に浮かんできた。
…そうだ、この顔だ…。俺がいつも見とれちまう、あの顔だ…。
その時、やっと、俺の意識の中に、ある感情が湧き上がってきた。
やっと出てきたか…。不安にさせやがって…。

ミラージュ「…あのさ、突然ですまないが、今晩あいてるか?」
FT2M『…ええっ?…うん、特に予定は無いけど…』
ミラージュ「ちょっと今晩、どっかに行かないか?」
FT2M『ちょ、今晩!?』
ミラージュ「…やっぱり無理k」
FT2M『ううん!全然大丈夫!…私、ミラージュ君から誘ってくれて嬉しかったの…。
   昨日も、本当はもっといて欲しかったんだ…』
ミラージュ「…じゃあ、今日は好きなだけいてやるさ。8時ギタドタワー前でいいか?」
FT2M『うん、分かった。…でもなんでこんな突然に?』
ミラージュ「やっぱり…お前の顔が…仕事の時だけじゃ…俺は見足りないんだよ…」



The end.


【著者あとがき】
最後までこんなgdgdな文章に付き合っていただきありがとうございました。


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