デパチャの青春・2


アルケー「ブラホラさん、何だかんだで優しい人だったなぁ。さて、今日はもう帰ろっかな。お父さんにあんまり心配はかけられないもんね。」

ボビスー「……いくぞ('A`)」
イスト「了解('A`)」

アルケー「〜〜♪」
ボビスー「止まれ('A`)」
アルケー「!!誰!?ムグゥ!!」
イスト「しばらくお前には寝ててもらうぞ('A`)」
アルケー「ムッ、ムゥゥゥ…。(やめて、誰…か…助けて………)」

デパチャ「アマイ、アマイ、アマ(ry♪」
タイピ「まだやってるです。」
落書き「でもあれだけしっかり作ればきっとおいしいチョコフィロ出来るだろうね。」
百秒「ただいま。」
蒼「百秒姉さん!どうでした?」
百秒「まぁ見てて。ねぇデパチャ。」
デパチャ「なんだぁい姉さん♪」
タイピ「浮かれてるです。」
百秒「明日、アルケーさんがご来店よ。」
デパチャ「………!!」
ゆら「よかったじゃないデパチャ!!」
落書き「これは明日最高のチョコフィロを食べさせてあげないとね!!」
デパチャ「き……きき……!!」
百秒「き?」
デパチャ「キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━ッ!!!!!!」
ガシッ
デパチャ「うぉぉぉぉ!!1!1!!!1!アマイ(ry!!!」
タイピ「うわ、高速化したです!」
百秒「愛の力って偉大ね。」
ゆら「デパチャ嬉しそう。」
愛のしるし「呼びましたか?」
百秒「帰れ。」
恋のキャッチボール「フォアボール!( ゚д゚ )ミ」
タイピ「こっち見んなです!!帰れです!!!!」


ザッファァァァァイ!!

デパチャ「……電話?ボビスーか、何だろう。」

ザッファァァピッ。

デパチャ「もしもし?」
ボビスー「他の奴に悟られないように会話しろ('A`)」
デパチャ「……何だい?」
ボビスー「明日アルケーちゃんが店にくるよな。来れなくなったから('A`)」
デパチャ「………え?」
ボビスー「アルケーちゃんは俺とイストが預かっている('A`)」
デパチャ「何だって!?」
ボビスー「悟られないように会話しろって言ったのが聞こえなかったか?('A`)」
デパチャ「………どういうつもりだ。」
ボビスー「お前最近調子に乗りすぎにょろにょろしすぎ。まぁちょっとしたお仕置きを…な('A`)」
デパチャ「くっ……、お前今どこにいるんだ?」
ボビスー「V区のギタドタワー跡地だ。いいかよく聞け、これからお前は五分以内で一人でここに来い。くれぐれも助けとかを呼ぶなよ?もし助けを求めた場合はアルケーちゃんの命はないぞ('A`)」
デパチャ「やめろ。俺がそこに行けばいいんだな?」
ボビスー「そうだ。お前がここに言われた通りに来れば彼女には危害を加えることはない('A`)」
デパチャ「……わかった、そこを動くなよ!!」
ピッ。
デパチャ「………。」
タイピ「どうしたですかデパチャ?」
デパチャ「出かけてくる。」
タイピ「あっ、待つですデパチャ!!」
バタン

タイピ「大変です、デパチャがどっか行っちゃったです!!」
百秒「えぇ!?」
落書き「あれだけチョコフィロ作りにアマイアマイしてたデパチャが!?」
ゆら「これは何かがあるに違いないわね…、デパチャはどこに行くって言ってました?」
タイピ「それが、すごい険しい表情で聞く耳持たずって感じだったから…聞けなかったです。一応聞いてみたです。でも聞いてくれなくて…。」
蒼「探しに行きましょう!」
タイピ「でもどうやって!?」
蒼「大丈夫、私に任せて!」
百秒「わかったわ、みんな行きましょう!」
ダダダ……

壁「俺は無視なのか…(´・ω・`)」


デパチャ「ちくしょう、あいつらただじゃ済まさねぇ…、アルケー、無事でいてくれ!!」
ダダダダダダ……


デパチャ「ここか…何だか薄気味悪いな…。」
ボビスー「やっと来たか、まぁ几帳面なお前が時間に遅れることはないか('A`)」
アルケー「デパチャさん!!」
イスト「お前は黙ってろ('A`)」
デパチャ「アルケー!!お前等ぁぁぁ!!!」
ボビスー「そう熱くなるなデパチャ。アルケーちゃんがどうなってもいいのか?('A`)」
カチャッ
デパチャ「なっ、それは!!」
イスト「ポプ王国にいる鴨川博士に作ってもらった『譜面複製装置』だ。あんまりギャーギャー騒ぐとお前の好きなアルケーちゃんにデイドリ赤をオトシン無し&ハザード装備でプレイしてもらうことになる。レベル87のアルケーちゃんにこれをやったらどうなるかな?('A`)」
アルケー「ひっ…!!」
デパチャ「くっ…、…アルケーを放せ、俺はどうなろうと構わないから。」
アルケー「デパチャさん!?」
ボビスー「それでいい。じゃあ早速だが、携帯を出せ。どうせ持ってきているんだろう?('A`)」
デパチャ「……分かった。」
イスト「その携帯で今すぐコンマイ神に電話しろ('A`)」
デパチャ「コンマイ神に…?どういうつもりだ?」
ボビスー「自分を削除してくださいと言うんだ。理由は最近自分の選曲率があまりにも低く、これでは他の佐々木曲に顔向けができないと言え。くれぐれも本当のこととかを言うなよ?言った瞬間にアルケーちゃんにシンバルの雨が降り注ぐからな('A`)」
デパチャ「お前等…本気か?」
ボビスー「もたもたするな、早く電話しろ!!さもないと……!!('A`)」
アルケー「やめて下さいデパチャさん!電話してはダメです!私はどうなっても構いませんから!!」
イスト「うるさいな、少し黙らせるか。曲選択、『MODEL DD3ドラム赤』。('A`)」
━発狂発動━
アルケー「うっ、うわぁぁぁぁぁ!!!!」
デパチャ「!!!アルケー!!!!!」
━曲終了━
アルケー「うっ…あっ……くっ…。」
デパチャ「やめろ!!アルケーには手を出すな!!」
ボビスー「じゃあもたもたしてないでコンマイ神に電話しろ('A`)」
デパチャ「分かった。その代わりアルケーには手を出すな。」


????「くく、さぁ早く電話しろ…、お前も道連れにしてやる…!!」


蒼「いたわ!!」
百秒「まさかデパチャの使っている携帯がGPS機能搭載で、コンチェがあげた携帯だったとはね。」
タイピ「あれ?落書き姉さん、それは何ですか?」
ゆら「見慣れないわね、そんなものいつの間に?」
落書き「へっへー、これは曲存在感知ソナーっていってね、新曲のRing君から借りてきたんだ♪」
タイピ「そんなもの持ってきてどうするですか!まさかデパチャが誰かと喧嘩してるとでも言う気ですか!?」
落書き「うーんでもねー、案外いるんだよねー、私たち以外に。ほら。」
蒼「1…2…3……10!?」
ゆら「私たちを入れて10曲でしょ。」
タイピ「でも私たちとデパチャを入れて六曲ですよ、残りの四曲は誰です!?」
落書き「ちょっと待って…デパチャと睨み合っているのは……ボビスーとイスト!?」
百秒「しかもアルケーちゃんまでってアルケーちゃん何で縛られてるの!?」
蒼「残り一曲はどこ!?」
落書き「んーと……あっちの方にいるよ!」
蒼「あれは…。」

My first Kiss「早くしろよっくそ!!」

ゆら「キス君だわ!!」
百秒「彼、V3になって削除されたはずでしょ、何故ここに!?」
落書き「てかなんか持ってない彼?」
タイピ「え?…確かに何か持ってるです。」
ゆら「ちょっと探ってくるわ。」

キス「ちっ、少し急かしてやるか。『ボビスー「お前は電話をしたことがないのか?またアルケーちゃんに痛い思いをさせたいようだな?('A`)」』っと。」

ボビスー「お前は電話をしたことがないのか?またアルケーちゃんに痛い思いをさせたいようだな?('A`)」
デパチャ「分かったからもうアルケーを傷つけるな!!」
アルケー「デパチャさん…。」

キス「はは、わざわざポプ王国の鴨川博士の研究所からパクってきた甲斐があったぜ!『譜面複製装置』と『等身大キャラポップ君装置』、この二つのびっくりドラえ●んの秘密道具並みの装置があればいくらでも策は思いつく!!」
ゆら「なっ…!!」
キス「さぁデパチャ、さっさとコンマイ神に電話しろ。そして削除されちまえ!!」
ゆら「そういうことだったのね。つまりあなたがこんなことを…!!」
キス「げっ、見つかった!!!!」
ゆら「逃がすものですか!」
━連打発狂発動━
キス「あべし!!!」
ゆら「……。」
キス「うん、落ち着いて聞いてほs」
ゆら「ちょっと来なさい。」
キス「あぁぁぁぁ、やめてくれぇぇ!!来るんじゃない、来るんじゃないってばよぉぉぉ!!」
ゆら「いいから来なさい!!!!」
━タム発狂発動━
キス「あぁぁぁはぁぁぁぁ!!!!」


アルケー「デパチャさん…まさか…本当に?」
デパチャ「あぁ。それでアルケー、君を助けられるなら。だって、好きな人のためなら。俺は命だって投げ出す、投げ出してみせる!!」
アルケー「デパチャさん…私……。」
デパチャ「アルケー、君が好きだ。」
アルケー「デパチャさん……。」
デパチャ「さて、やってやるかな。よく見とけボビスー、イスト!!」
アルケー「!!やめてデパチャさん!!!!」
ボビスー「………」
イスト「………」
デパチャ「って、あれ?」
アルケー「二人の動きが…止まっている?」
デパチャ「どういうことだ……?」
ゆら「こういう事よデパチャ。」
ドサッ
キス「⊂⌒~⊃。Д。)⊃」
デパチャ「ゆらさん!?って、こいつは!?」
ゆら「すべて分かりやすく説明してあげるわ。」
(・ω・)つ 五分後
ゆら「というわけよ。」
デパチャ「この男…許せねぇ!!!!」
ゆら「アルケーちゃんまで巻き込んだツケ、存分に払ってもらいなさいデパチャ。」
デパチャ「おうよ!!!!」
百秒「お仕置きは私たちも混ぜてもらうわ。」
落書き「容赦しないからねぇ〜♪」
タイピ「腕がなるです!!」
蒼「赤OP譜面、準備完了☆☆」
デパチャ「みんな…。」
キス「……はっ、殺気!!?」
デパチャ「お目覚めのようだな。」
キス「あ……あははは…。」

キス「ギャァァァアァァァアアァアアァ!!!!?」

(・ω・)つ 一方その頃のボビスーとイストは…
ボビスー「ちくしょー、彼女が欲しいよー!!」
イスト「マスター!!もう一杯!!!」
Joker「飲み過ぎだおまえら!!」


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